(仮訳)北米の太平洋岸北西部に産したChaenotheca subroscidaおよびC. phaeocephala
Morris, C. & Stone, D. 2023. Chaenotheca subroscida and C. phaeocephala in the Pacific Northwest of North America. Evansia. Available at: https://bioone.org/journals/evansia/volume-40/issue-1/0747-9859-40.1.3/Chaenotheca-subroscida-and-C-phaeocephala-in-the-Pacific-Northwest-of/10.1639/0747-9859-40.1.3.short [Accessed August 19, 2023] 【R3-10891】2023/8/19投稿

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3行まとめ

米国オレゴン州およびワシントン州産のChaenotheca subroscidaおよびC. phaeocephalaを報告した。
両種の子器は形態的に非常に類似しており、黄色の粉霜を伴うマザエジウムが柄に付着し、子嚢胞子は本属地衣としては比較的大型であった。
太平洋岸北西部において両種の識別は薄層クロマトグラフィーなしでは不可能と結論づけた。

(その他掲載種)

Chaenotheca subroscida (Eitner) Zahlbr.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Chaenotheca phaeocephala
同所的に分布する(米国)
生息環境が共通している
同一の基質に発生することがある
同時に発生することがある
形態的に類似している(薄層クロマトグラフィーなしでは識別困難である)
子器の形態が非常に類似している
マザエジウムに黄色の粉霜を伴う
子嚢胞子が比較的大型
本種と異なり地衣成分としてプセウドプラコジオール酸を含む

(その他掲載種)

Chaenotheca phaeocephala (Turner) Th. Fr.
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Chaenotheca subroscida
同所的に分布する(米国)
生息環境が共通している
同一の基質に発生することがある
同時に発生することがある
形態的に類似している(薄層クロマトグラフィーなしでは識別困難である)
子器の形態が非常に類似している
マザエジウムに黄色の粉霜を伴う
子嚢胞子が比較的大型
本種と異なり地衣成分としてプセウドプラコジオール酸を含まない